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公開日:2026.06.11

地域循環油プロジェクト 廃食油でホスピス支援 開港祭で児童が啓発

  • 廃食油を使ったキャンドル作り

    廃食油を使ったキャンドル作り

 使用済みの「廃食油」を回収し、今年11月で開所5周年を迎える横浜こどもホスピス〜海とそらのおうち=金沢区六浦東=に寄付するプロジェクトが進められている。この活動を広めるために、横浜開港祭で区内の小学生が講師になり、廃食油からキャンドルを作るワークショップを開催。主催者は「使用済みの油が地域で活用できることを知ってほしい」と話す。

 プロジェクトに取り組むのは、株式会社共創の河原英信代表取締役。命にかかわる病気の子どもと家族を支える同ホスピスは、2021年11月21日に開設され5周年を迎える。同所をより一層支援しようと、同日までに廃食油6万リットルを回収し、1リットル10円の寄付を目指す。回収した廃食油は今後はバイオディーゼル燃料などに再生され、収益の一部が寄付金となる仕組み。

 廃食油回収協力店・団体100店舗を募集。これまでに金沢区で12店、磯子区で1店が協力しているが、広く協力者を募るために開港祭へ出店した。

 ワークショップでは、六浦小の3・6年の児童8人と八景小の6年5人が講師を務めた。開港祭の6月2日の「ローズの日」にあわせ、市のバラ・はなみらいをイメージしたピンク色のキャンドルづくりを行った。参加者は、クレヨンに賞味期限切れの油を入れてかき混ぜ、油が固まるまでの間に大切な人へ「ありがとう」の気持ちを伝えるメッセージを書き、完成を待った。

 ワークショップでは、油のクイズも実施。河原代表は今日からできることとして、「油はふいてから洗う、食べ物を残さない」などと呼び掛けた。講師を務めた八景小6年の高橋凛夏さんは「200ccの油を水に流すと、魚が住めるようになるには6万リットルの水が必要なことなどをみんなに知ったもらいたい」と話した。

区内でも回収、寄付

 同社では、「金沢区地域循環油プロジェクト」を金沢区自助連絡協議会と昨年10月から開始。地域の家庭や飲食店から出る廃食油を資源として回収し、出た収益の一部を金沢区ママ、同ホスピス、金沢区自助連絡協議会に寄付。ルンビニー―つながりの庭―、イエローハット金沢文庫店、ウエノクリーニングの金沢区・磯子区の5店舗が回収スポットとして協力している。

 廃食油回収の協力店舗などの問い合わせは同社【メール】kyousou1216@gmail.com。

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