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脳性まひ画家塚田さん 母校・岡村小に記念絵画寄贈 創立55周年の節目に

教育

掲載号:2018年3月1日号

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塚田さん(右)から斎藤校長に「光」が贈られた。中央は母親のとみ子さん
塚田さん(右)から斎藤校長に「光」が贈られた。中央は母親のとみ子さん

 磯子区岡村在住の画家・塚田麻美さん(33)が2月26日、母校の岡村小学校に創立55周年を記念した絵画を寄贈した。脳性まひによる運動障害がありながらも国内外で活躍する塚田さんは「母校の節目に協力できてうれしい」と話した。

 塚田さんは、出生時の酸欠が原因で脳性まひとなり運動障害がある。岡村小4年生の時に絵を描きはじめ、岡村中学校では美術部に入部。美術専門学校に進学し専門的に絵画を学んだ。2010年からは国内外で個展を開き、杉田劇場のほか、ニューヨークやロサンゼルスで開催したことも。これまで制作した油彩画や日本画は約200点。手に震えがあり、自由に指や腕を動かせない中で、筆のほか自身の指、割りばしなどを使い制作している。

「未来に羽ばたいて」

 2016年にPTAが主催し開かれたステンドグラス教室をきっかけに母校・岡村小学校と交流をはかってきた塚田さん。創立55周年の節目に、岡村小学校の斎藤有厚校長から昨年末、絵画制作の依頼があり快諾。塚田さんは、後輩が希望を持ち、未来に向けて勢いよく羽ばたいてほしいとの願いを込め、10号サイズに鳥を描いた。日本画のタイトルは「光」。2カ月かけ制作したという。

 絵画寄贈式は、2月26日の朝会で行われた。サプライズで登場した塚田さんから斎藤校長に絵画が贈られると児童からは大きな拍手が送られた。

 斎藤校長は「塚田さんは、自身の障害もプラスに変え、自分の一番好きな絵を描くことで世界にチャレンジしている。子どもたちには絵を通じて、夢や目標を持ち、努力すること、やりぬくことの大切さを感じてもらえればうれしい」と話した。

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