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句集「九月の明るい坂」を出版した 今井 聖さん 磯子区洋光台在住 69歳

掲載号:2020年9月24日号

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俳句は自分探しの旅

 ○…13年ぶりとなる第4句集「九月の明るい坂」を9月に出版した。約20年前に俳句雑誌「街」を創刊し主宰。400人の仲間と年6回発行している。今回は、自身の作品から厳選した550句をまとめた。「ライフワークでやってきたことをこのような形で発表できたことは嬉しい。たくさんの方々に読んで頂ければ」と話す。

 ○…新潟県に生まれ、鳥取県で育った。俳句に目覚めたのは14歳。学校で習った松尾芭蕉の句を読み、「自分にも詠める」と感じた。月刊誌に投稿したところ入選。「才能があると。有頂天になり舞い上がりましたね」。独学で勉強していたが、本格的に学ぼうと20歳で俳人・加藤楸邨に師事。技術的なことよりも、俳句の考え方を25年学んだ。「日常の中から自分だけの視点を見つける」ことをテーマに俳句を詠み続け、数々の賞を受賞してきた。

 ○…「他の国の文学と俳句を比較しながら勉強したかった」と、進学を機に上京し通った大学では英文学を専攻した。卒業後は英語科の教諭として横浜市内の高校で約30

年教鞭をとった。高校では、俳句同好会を作り、育成にも力を注いだ。約10年前から、東京新聞の俳句選者として活動するかたわら、俳句教室の講師や俳人協会の理事を務めるなど活躍は多岐にわたる。

 ○…93年から俳人と並行して、脚本家としても活動する。テレビドラマや映画の脚本に携わったことも。「俳句は瞬間的な映像を詠む。シナリオは連続する映像をドラマにするという意味では、少し似てますね」。俳句に何を盛り込むのか、自分を俳句で表現することを常に意識してきた。俳句は自分探しの旅―。「これからも力が尽きるまで詠み続けていきたいですね」

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