今夏から取り組みが始まった「津波フラッグ」を使った津波避難訓練が9月18日、金沢区の海の公園で行われた。海の公園でウインドサーフィンなどをしている来園者約15人が参加した。
当日は、大津波警報を知らせる園内放送を合図に、横浜海の公園ライフセービングクラブのライフセーバーが海岸線にたち、フラッグを振って警報の発表を伝達。併せてハンドマイクでも避難を呼びかけた。そして砂浜に戻ってきた人たちを高台へと誘導した。なお、津波警報伝達システムは、この日は不具合で使用されなかった。
参加者からは、「園内放送の音は聞こえたが、何を言っているのは分からなかった」「旗は目立ったので、警報があったのだと分かった」などの感想が聞かれた。
6月から運用
津波フラッグのデザインに関しては、昨年11月に海の公園で複数の旗を浜辺でふり、どのデザインが見えやすいかを実験。今年6月24日から、長方形を四分割した赤と白の格子模様のデザインが運用されている。聴覚に障害がある人や波音や風で音が聞き取りにくい遊泳中の人にも、警報の発表を気付いてもらうことが狙いだ。
|
<PR>
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>