金沢区・磯子区 人物風土記
公開日:2026.09.17
横浜シーサイドラインの社長を務める 菊地 健次さん 金沢区幸浦在勤 60歳
「変幻自在」に未来をつなぐ
○…金沢区と磯子区を結び、地域に欠かせない生活の足として親しまれるシーサイドラインで7月から舵を取る。「1994年に自動運転化された当時は、近未来の乗り物が日常になっていることに強烈な印象を受けました」。無人運転という最先端技術の裏では、「人の目」がモニターを監視。「社員が地域に愛着を持ち、安全を守ろうと一生懸命頑張っている。社員を本当に誇りに思うし感謝している」と目を細め、チーム一丸となって持続可能な安全と快適性を追求していく。
○…保土ケ谷区の自然豊かな環境で、カブトムシ捕りや魚釣りを楽しむ少年だった。東京都立大学で土木工学を学び、横浜市へ入庁。道路局や都市整備局など13もの部署を渡り歩き、西区長などを歴任した。「何事も楽しく感じるタイプ。良い仲間と巡り合えたのが人生の糧になっている」と振り返る。2019年の逆走事故を風化させないための「安全の日」での研修や、気候変動を見据えた駅の暑さ対策など、現場からのアイデアを取り入れながら改善を続ける。
○…趣味は野鳥観察と渓流釣り。「若い頃に取った小型船舶免許を生かして、これからはボートでクルージングも楽しみたい」と笑う。現在は自然を求めて市外に居を構え、シーサイドラインなどで通勤している。
○…大切にしている言葉は「人生の本舞台は常に将来にあり」。また、「人間はチャレンジしないと衰えていくだけなので、社員とともに変化を先取りして『変幻自在を楽しむ』リーダーでありたい」と語る。人生最大の目標は、105歳まで生きること。「その時の横浜をこの目で見たい」。人と自然を大切にする気持ちを根本に、地域の魅力をつなぐ架け橋へと進化させていく。
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