7月9日の七夕まつりを主催する学生会HAKKEY+の代表を務める 大津 航正さん 関東学院大学3年 21歳
迷ったら「やってみる」
○…金沢八景の駅前広で七夕まつりを初めて主催する。「コロナ禍以前は、この時期に様々な学生団体が参加するイベントを開催していたと聞いた。この時期なら七夕がいいと思って」。周辺の小学校や幼稚園、保育園も短冊を書くことに快く協力してくれた。「私たちの活動は、地域の人や学校、商店街など皆さんの協力で成り立っているもの。子どもが喜んでくれる催しにしたい」と意気込む。
○…大学入学は、コロナ禍が始まった2020年の春。授業もなく右も左も分からない中で、オンラインで説明会を実施していたのが学生団体「HAKKEY+」だった。金沢八景周辺の地域活性化に取り組む活動内容に興味を持ち、参加した。「誰も知らない中で怖さや緊張があったが、やってみたら色んな経験ができた。文庫キャンパスに通う同学年は、サークルに入っている人の方が珍しい。いい出会いができたと思う」
○…追浜の高校に通っていたこともあり、金沢八景は馴染みのある街。「小学校の頃は海の公園にもよく来ていた。駅前がすごくキレイになった」と変化した印象を話す一方で、「ずっと続いてほしい」と願うのは、訪れる人と地域の人々との商店街ならではの交流だ。「自分も商店街の人と関わることで、人として成長できた。イベントを開催することで、多くの人が足を運び、商店街や地域の活性化に貢献できれば」と話す。
○…教職員は大学に入る前から目指していた道。HAKKEY+の活動を通して、教室で勉強するだけでなく、地域の人と交流して学ぶという選択肢もあると知った。「コロナ禍で挑戦しずらい状況ですが、飛び込んでみなければ分からなかったことは多い。迷ったら、やってみないと」
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