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公開日:2022.07.14

横浜副都心ALBATZ
サッカー通して地域振興
洋光台拠点の社会人クラブ

  • チーム発足セレモニーに集まった選手や関係者たち

 磯子区洋光台を拠点に活動する社会人サッカークラブ「横浜副都心 ALBATZ(アルバッツ) FC」が、7月1日に発足した。サッカーを通して洋光台など横浜南部エリアの地域振興を図りつつ、スポンサー収入に頼らない自立したクラブを目指す。7月18日には横浜市民大会の初戦に臨み、将来的にはJリーグ入りを目標に据える。

 同クラブは洋光台出身のオーナー兼監督・馬場慎一郎さんが「地域で誰もがサッカーを楽しむ場を、継続的に作りたい」という思いから立ち上げた。洋光台や港南区上大岡などの横浜南部エリアをホームタウンとし、サッカーを通じた地域活性化も目的とする。自身もサッカー経験者の馬場さんは「上大岡を中心とする『横浜副都心』を盛り上げるクラブにしたい」と語り、上大岡のアミューズメント施設「アカフーパーク」がイベントを通じたクラブのPRに協力している。

コーヒーで自立運営

 継続的にクラブを運営するためには、経営面での安定が不可欠だ。多くのクラブがスポンサー料を収入の柱とする中、同クラブはビジネス面での自主自立も目指す。そのために、馬場さんはインドネシアのコーヒーメーカー「KADATUAN KOFFIE」の日本法人の代表も務め、クラブの活動とあわせてコーヒーの販売・PRにも注力。このコーヒーの売上やクラブの会費などを元手にし、クラブを運営していく方針だ。

 選手たちはもともと別の社会人クラブでプレーしていたり、過去にサッカーをやっていた人らが集まった。洋光台第一小学校を練習の拠点とし、現在は22人が所属。横浜サッカー協会の3部リーグに参戦し、将来的にJ3入りを目標に掲げる。

 リーグ戦を前に、18日にはトーナメント方式の横浜市民大会でFC JOHNANとの初戦を迎える。キャプテンの中村周平さんは「初戦は何が何でも勝ちにいく。ゆくゆくはJリーグのチームと対戦できるクラブにしたい」と意気込んでいる。

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