健康と幸せ運ぶアーユルヴェーダ 文・寺島まき(アーユルヴェーダ・ライフスタイル・カウンセラー)8月 若返りの処方箋は「嘘をつかないこと」
アーユルヴェーダには、「ラサーヤナ」と言われる身体を丈夫にし若返らせる専門の科が存在します。現代、注目を浴びている「アンチエイジング」は、見た目の美しさや若々しさを連想しますが、5千年以上前から実践されているアーユルヴェーダの強壮法は、与えられた寿命を健康に幸せに全うするために、病気の予防や記憶力、思考力の向上を目的にしています。
若返りの治療法としては、必要な薬草や食材を取り入れるほか、「行いによる強壮法」があります。そこには「真実を話すこと」「怒らないこと」「常に親切である」といった子どもの頃から誰でも知っているようなことから、「疲れすぎないこと」「冷静であること」「規則正しく起床および就寝をすること」などわかっていても、ついつい忘れてしまうことが記載されています。
道徳的に誰もが知っている「善い行い」をすることは、精神的ストレスを生まず、幸せな気持ちを与えるため、結果的に最高のアンチエイジングになるということです。自分のためにする善い行い、ぜひ意識してみてください。
本連載は今回が最後になりますが、ホームページでバックナンバーを含め、アーユルヴェーダを生活に取り入れるヒントをお伝えしていきます。
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