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金沢区・磯子区 人物風土記

公開日:2022.11.10

スケーターとしてスケートボードの普及に取り組む
土田 美玲さん
磯子区汐見台在住 22歳

生涯楽しむスケートボード

 ○…スケートボードに乗ってジャンプやステップなどを繰り出す「フリースタイル」を中心に、国内外の大会に出場。2019年に女子世界ランキング1位となった。「不良のイメージから、アスリートのスポーツというイメージをもっと広げていきたい」。自分の技を磨きながら、練習会の主催やイベント参加などを通して競技の普及に取り組んでいる。

 ○…家族と一緒に遊んだおもちゃのボードをきっかけに、スケートボードを始めたのは小学3年生の時。父親に連れられて新横浜や都内のスクールに参加し、徐々に大会にも参加するようになった。13年に家族旅行も兼ねてイギリスへ渡り、初めて海外の大会に参加。決めたい技がなかなかうまくできなかったが、観客たちの「ミレイ」コールに後押しされて最後の挑戦で成功した。「皆が私を受け入れてくれたし、私の滑りで盛り上がって楽しかった」。達成感と自信を得てから、一層競技に打ち込んだ。今春から社会人となり、市スポーツ協会の職員となり働きながら、週末に練習に励む。

 ○…汐見台小学校、同中学校、市立金沢高校の卒業生。中学は茶道部、高校では美術部に所属した。絵や手芸が好きで、最近はまっているのは羊毛フェルト。「始めるとごはんを食べるのも忘れて没頭しちゃいます」

 ○…平地でボードに乗るフリースタイルは「ケガも少ないので、女性や初心者におすすめ」。新横浜のスケートパークで練習会「新横フラット会」を毎月開き、小学生から自分の親世代まで多世代と一緒に楽しんでいる。「年齢や性別は関係なくできるスポーツ。私も生涯楽しみたいし、もっとみんなに楽しんでほしい」。これからもスケートボードと一緒に歩んでいく。

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