セール当日は延べ３千人が来場する
昨年、10周年を迎えた協同組合横浜マーチャンダイジングセンター（以下ＭＤＣ）のアウトレットセール。記念セールには通常の倍の延べ６千人が来場し盛況を極めた。
「ＭＤＣアウトレットセール」は基本、毎月第４土曜日（月によって異なる）に開催。15社程度の組合員企業が出店し、工場直売のアウトレット商品を販売している。
かつては各社がバラバラに小売り販売をしていたが、集客力アップなどの相乗効果を図ろうと協力を開始。２０１２年から現在の形になった。
そんなアウトレットセールの魅力は知名度のある横浜の老舗企業の商品や普段店頭に並ばない商品が、手軽に購入できること。工場で作りたての中華まんや焙煎したてのコーヒー豆、地産地消のドレッシング、神奈川県銘菓の焼き菓子、ケーキ作りに欠かせない材料、米、抹茶アイスなど、ここでしか手に入らない商品が並ぶ。さらに、食料品の他にも、アパレル商品、中古ＰＣ・タブレット、メダカなどもあり、幅広い品ぞろえになっている。
平尾事務局長は「ＬＩＮＫＡＩ横浜金沢は、都市部に近く交通の便が良く、住居と事業所の住み分けがしっかりしている。行政との協力連携も必要な場合もあるが、工夫次第でさらなる地域発展が期待できる地域だと思います。今後は当団地の特性を生かし、ＳＤＧｓにも取り組んでいきたい」と話す。
ＭＤＣとは…１９７６年設立。横浜市６大事業の一つである金沢地先埋立事業で卸売企業の誘致エリアとして集団化した流通企業が集う。
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