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緑区 文化

公開日:2026.08.20

「長津田で世界1周を」 音楽系クリエイター 珍しい楽器の体験展示会を開催 

  • 自作のイラストを用いたパネルを持つゆかてふさん

    自作のイラストを用いたパネルを持つゆかてふさん

 みどりアートパークで8月26日(水)から30日(日)まで「世界の変な楽器展」が開催される。主催はYouTubeなどで活動するゆかてふさん。「見る、触れる、聞く」をテーマに、世界の珍しい楽器が集う体験型の展示会だ。

 ゆかてふさんは福岡県出身で、中高の吹奏楽部でコントラバスを担当した経験を持つ。大学で映像制作を学んでいたが、コロナ禍で「一人でもできる映像発信を」と2020年に動画投稿を開始した。「陰ながら頑張る全国の奏者に見てほしい」と制作した動画「コントラバスの人にしか伝わらないあるある」が100万回再生を達成。それを機に奏者の「あるある」動画や世界の珍しい楽器を紹介するようになり、現在の登録者数は約15万人に上る。これまでの活動の中で「実物を見て体験したい」という視聴者の声を受け、集大成として本展を企画した。

 初の展示会場として同館を選んだ経緯は、担当スタッフがゆかてふさんの視聴者だったかた。過去のイベント出演時に声を掛けたことがきっかけとなり、今回の企画が実現した。

 緑区や同館については「自然が多くて、いつ来ても子どもがのんびりしている」と話し、「今回は体験型で、子どもにも楽しんでもらいたいのでぴったり」と笑顔を見せる。企画の実現に向け、同館の担当スタッフは「動画の世界を生で体験できるようサポートします。たくさんの方に体験していただきたい」と開催への期待を寄せる。

 会場には自ら海外で買い付けたものに加え、300種以上の楽器を持つ作編曲家・中迫酒菜さんの協力で50種類以上の楽器がずらりと並ぶ。中迫さんは期間中「楽器解説員」として常駐。会場にはゆかてふさんのイラストによる解説パネルも展示され、博物館のような空間になるという。ゆかてふさんの一推しはスウェーデンの伝統楽器「ニッケルハルパ」。「生まれて初めて聴いた時に響きに感動した」といい、29日には奏者のNanaさんによる実演も予定されている。

 連日のゲスト奏者による生演奏も見どころだ。今回出演する奏者たちも、ゆかてふさんが動画制作や取材活動を通じて縁を繋いできた実力派ばかり。初日に出演するアイルランド音楽の学生サークルは、ゆかてふさんが現地アイルランドの楽器店で偶然出会った縁で出演が決まった。期間中は「ステージというよりかは、常に演奏しているような海外の日常に近い感じ」と音楽空間を作る。ゆかてふさんは「楽しみながら学べる展示会。長津田に世界一周しに来てください」と呼びかけている。

 入場料は一般2000円、高校生以下1000円、未就学児無料。時間は午前10時から午後8時(最終日は午後5時まで)。申込はウェブサイト「Peatix」、問合せはゆかてふさん【メール】tehutehuland@yahoo.co.jpへ。

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