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公開日:2023.07.13
女子学童野球
清藤さんが県選抜に
汐見台「エスパー」に所属
磯子区汐見台が拠点の少年野球チーム「エスパー」に所属する清藤果歩さん(汐見台小6年)がこのほど、神奈川県選抜チームのメンバーに選ばれた。石川県内で7月25日から開催される「NPBガールズトーナメント2023全日本女子学童軟式野球大会」に出場予定で「チーム一丸となって優勝を目指したい」と意気込む。
同大会は日本野球機構と全日本軟式野球連盟が主催し、小学生で構成された女子学童チームの各都道府県代表46チームで競われる大会。
清藤さんは、野球をしていた父の影響で小学3年から、3歳年下の妹とともに野球を始めた。現在所属するエスパーではピッチャーで5番を務める。技術の向上を目指し、昨年秋から父と近所の広場で朝練を開始。平日火曜日から金曜日まで、朝5時半に起き約1時間、バッティングの練習を重ねた結果、ヒットが打てるようになったという。また、約2年前からは週に2日、放課後にチームの監督とピッチング練習をするなど地道な努力を続ける。
5月に行われた代表選考会には県内から約60人が参加。遠投や30m走などで審査され、磯子区、金沢区から唯一18人の県選抜メンバーに選ばれた。県選抜の練習はすでに始まり、身長147cmの清藤さんは「周りの人たちは背が高くてうまいなと思った」と話す。
器用にこなす
磯子・金沢・中の3区の選手が集まる女子野球チーム「南横浜ハーバーレディース」にも参加し、5月に開かれたJA共済杯神奈川県女子学童選抜野球大会ではキャッチャーを務めた。母の憂子さんは「ショートやサードなど、どんなポジションでも器用にこなすタイプ」と話し、「見ている方がひやひやする場面でも冷静さを失わない」と分析。清藤さんも「ボールが続く時はどうやったらストライクが入るとか、どうやって抑えようか考える」と話す。
全国大会を前に清藤さんは、「周囲への感謝の気持ちを忘れずに、日本一を目指したい」。憂子さんは「小学校6年生なので思い切り悔いのないプレーをしてほしい」と話していた。
県選抜は、7月26日の初戦で山形県代表の「鶴岡ドリームガールズ」と対戦する。
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