金沢区・磯子区 トップニュース教育
公開日:2023.08.03
小田小児童
自転車全国大会へ
金沢区勢初の県大会優勝
金沢区の小田小学校の児童4人が、8月9日(水)に東京都内で開催される「第55回交通安全子供自転車全国大会」に神奈川県代表として出場する。7月8日の県大会で金沢区勢として初優勝し、全国大会の出場権を得た。4人は上位進出へ向け、練習に励んでいる。
小学生を対象とする同大会は、交通ルールや道路標識などの知識を問う「学科」と、4人一組のチームで自転車の安全走行や技能走行を行う「実技」に取り組むもの。子どもたちに自転車の安全走行に関する知識や交通ルール、マナーを身につけてもらい、交通事故の防止につなげる目的で開かれている。
全国大会への出場を決めたのは、同校Aチームの佐藤暖真さん、窪大さん、菅原佑太さん、窪優悟さんの4人(いずれも4年)。4人は5月の金沢区大会で上位に入り、7月に平沼記念体育館=神奈川区=での県大会へ進出。県内各地から8チームが参加した県大会で、団体優勝を飾った。
今年で51回目を迎えた県大会で金沢区勢の優勝は初。全国大会に参加できるのは各都道府県の代表チームのみとなり、横浜市内からの全国大会出場は市場小学校=鶴見区=の1991年大会以来、32年ぶりとなる。県大会個人部門で2位の菅原さんは「練習の成果が出せた」と振り返る。
県安協が激励
金沢区大会では通算9回の優勝を誇る同校。有志で集まった児童たちを指導するのは、地域交通安全活動推進委員の木曽市朗さん。「大会に出ることだけでなく、皆で交通安全の意識を高めて地域から事故がなくなることが大切」と話し、交通ルールの順守や安全運転のポイントなどを児童たちに伝えている。
7月25日には、県交通安全協会の小島伸治専務理事が同校を訪問。中川浩二校長へ記念品を手渡し、練習に励む児童たちを激励した。小島専務理事は「技術はもちろん、ルールも熟知して大会での好成績や、日頃の交通事故防止につなげてほしい。県代表として、ぜひ健闘していただきたい」と話す。
全国大会は8月9日に東京ビッグサイトで開かれ、今年は全国から44チームが出場予定。佐藤さんは「ドキドキしている。実際に自転車に乗る時にも役立つので、安全走行ができるように頑張りたい」と話した。
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