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金沢区・磯子区 社会

公開日:2025.11.27

能見台
竹灯篭でまちを一体に
町内会・商店会・地元有志が連携

  • 竹に穴を開ける園児

 金沢区の能見台地区を盛り上げようと、竹灯篭を活用した初の取り組みが進んでいる。きっかけは、能見台駅周辺で清掃美化活動を行うマチニオンガエシ能見台の鈴木誠一さんが戸塚区の谷矢部池公園で15年ほど続く竹灯篭のイベントを見て「いつかは能見台でやりたい」と思いを巡らせてきた。

 今年になり、能見台地区連合町内会が竹灯篭イベントを企画。能見台駅前商店会とマチニオンガエシ能見台が連携し、駅前と、会員45店舗に約80本の竹灯篭を展示している。18日にはアイン能見台駅前保育園の5歳児が竹灯篭を制作。園児9人が順番に、約120cmの竹にドリルで穴を開け、模様を完成させた。竹は、地区内の竹林で9月下旬に伐採。竹を灯篭の長さに切ったり、カビが生えないように火であぶる過程を、商店会有志や同園の保育士らが手作業で進めてきた。完成した竹灯篭は20日に能見台駅前の花壇に「竹灯篭ツリー」として設置。来年1月3日まで飾られている。

29日にイベント

 能見台地区連合町内会では、29日に「やっちゃえ!竹灯篭in能見台」を能見台中央公園グラウンドで企画。午後2時から6時。町内会や地元小学校の児童らで作った竹灯篭約150本を飾る。点灯式は午後4時30分頃から。グラウンドの開放や午後3時半からはカレーの販売も(数に限りあり)。雨天中止。

 鈴木さんは町内会、商店街、保育園など「地域との一体感が生まれるイベントに」としている。

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