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金沢区・磯子区 教育

公開日:2026.11.04

31年続く「段ボール劇団」 朝比奈小で秋の恒例行事に

  • 公演後に小道具について説明する石川さん

    公演後に小道具について説明する石川さん

  • 今年は「西遊記」を披露

    今年は「西遊記」を披露

 毎年、読書週間(10月27日〜11月9日)にあわせて、朝比奈小学校=金沢区朝比奈=には「段ボール劇団」がやってくる。段ボール劇団は同校の市民図書室から発足したペープサート(紙人形)の劇団。学校での公演は今年で31年を迎えた。

 大道具の背景は主に段ボールに和紙で装飾を施し、小道具にはカップ麺の空き容器や緩衝材など捨てられてしまうようなものを再利用。「創意と工夫(考える・作る・伝える)」をモットーに、舞台をつくり続ける。

 中心になるのは、43年前の設立当初から市民図書室の代表を務める石川裕子さん。石川さんが脚本、音楽、大道具の背景、ナレーションを担当。演じるのはPTA関係者ら7人の女性たちだ。

 同劇団の演目は、西遊記、オズの魔法使い、アラジン、竹取物語、ひょっこりひょうたん島の5つ。毎年1作品を、夏休み明けから、公演までの約2カ月、週に2回の練習を積み重ね、本番に至る。元々個別支援学級を対象に披露されていたが、完成度の高さから、今では全校児童が鑑賞する秋の恒例行事に。

 27日は6年の39人が鑑賞。小道具の仕掛けにどよめきが起こる場面もみられた。鑑賞後には、創意工夫が凝らされた小道具に興味津々で見入っていた。

 「小学校の間に本を読んだほしい。本の楽しさや本の力を伝えたい」と始めた段ボール劇団。石川さんは「どんなことでも創意と工夫でできることがある。子どもたちn将来の何かしらの力になれば」と力を込めた。

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