杉田劇場(中村牧館長)はこのほど、まんがコンクールを初開催すると発表した。区内在住のプロまんが家、うだひろえさんが審査委員長を務め、8月に行われる夏まつりでの一般投票の結果と合わせて優勝を決める。
今回、杉田劇場が初開催するのは、「杉劇☆4コマまんがコンクール」というイベント。「ISOGOと私」をテーマに、6月22日から7月31日まで一般から4コマまんがを募集。事前選考会で上位20組に絞ったうえで、8月25日に同劇場で行われる夏まつりの会場で展示し、来場者からの投票を受け付ける。それと並行して、区内在住のプロまんが家で審査委員長のうだひろえさんと、イラストレーターで絵本作家のヤナキヒロシさん、中村館長2人の委員による審査も行い、両方の結果を踏まえて入賞者を決定する。
部門は、小学生まで対象の「たまご部門」、中学生・高校生対象の「ひよこ部門」、大人対象の「にわとり部門」の3つ。プロまんが家やほかのコンクール入賞者は応募できない。原稿は紙に描いたものでも、データ形式のものでも可能。出場費300円で、参加者全員に参加賞があるほか、各部門の入賞者には、うださんのサイン入りまんがやキャラクターグッズ、劇場公演チケットなどが贈られる。
応募要項など詳細は、劇場【電話】045・771・1212まで。
幅広い世代にアピール
まんがコンクール開催の検討がスタートしたのは、今年5月中旬。中学、高校生をはじめとした幅広い世代の人に、劇場への親近感を持ってもらえるイベントを考える中で企画された。
きっかけは、美術部に入部している中学生を持つ劇場スタッフの話だったという。「今の美術部では水彩画やデッサンよりも、まんがを描くことが中心になっているそうです。その話を聞いて、まんがであれば若い世代からお年寄りまで気軽に参加できるのではないかと考えました」と、担当者は説明する。
劇場では「多くの方に親しみのあるまんがなので、楽しみながら描いてください」と、呼びかけた。
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