洋光台駅前公園を会場に10月26日、キャンドルナイト@洋光台が初開催される。実行委員会はイベントだけでなく、これまで子供会や幼稚園、保育園などでキャンドルホルダーづくり教室を展開しており、それらを通じた地域内の世代間交流促進もめざしている。
キャンドルナイト@洋光台は、洋光台駅前公園で午後6時から8時まで行われる。会場内では、広場や通路などにビンの中に入れられたキャンドルに火を灯し、その上から牛乳パックを加工して作った家の形のホルダーを被せて幻想的な街並みを作り出す。キャンドルは約1000個となる予定。
また、午後4時からは駅前の東急ストア付近でプレイベントも実施。駅から会場までの道のりにもキャンドルを飾り、来場者への道標にする。
地域活性化事業の一環
今回のイベントは、UR都市機構や県、市、区、地元自治会、住民などが連携し、洋光台で現在進めている郊外住宅地活性化モデル事業「ルネッサンスin洋光台」の一環となる。
事業内には、行政からボランティア組織まで様々な団体のつながりづくりによる地域の活性化などをめざす「エリア会議」を設置。その下に、具体的な取り組みを検討、実施するため、地域住民や学生などがメンバーを務める2つのワークショップが置かれている。
キャンドルナイトはそのうち、コミュニティ活性化・多世代交流について検討するチームが取り組む実践活動「Cyoiアクション」の1つにあたる。実行委員会もチームメンバーが中心となって設立された。
イベントに先立ち、実行員会では、洋光台地域ケアプラザでのワークショップをはじめ、地域内の幼保育園、プレイパークなどで、牛乳パックを使ったキャンドルホルダーづくり教室を開催。教室には子どもだけでなく、その親や祖父母、地域住民なども参加した。
担当者は「作業中に自然と参加者たちの間で会話が生まれ、今まで面識のなかった人や世代間での交流が進んだ」と話す。また、牛乳パックなどの提供も地域に呼びかけており、「様々な形でイベントに携わる人が増えれば、地域への繋がりや参加意識をより感じてもらえる」と説明する。
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