磯子区 4人に1人が65歳以上 統計白書で明らかに
磯子区はこのほど、「いそごポケット〜磯子区統計白書 2014〜」を刊行した。人口や高齢化率などの白書のデータは、主に2013年の調査によって割り出されたもの。白書によると、区の高齢化率は25%と、区民の4人に1人が65歳以上の高齢者であることが明らかになった。
「いそごポケット」は、さまざまな統計データを活用し、区の現在の姿とこれまでの発展の推移をまとめた冊子。年に一度、毎年刊行されている。今回は、1500部を区役所や地区センターなどの各施設で配布している。区のHPからの閲覧も可能だ。
冊子について、区の担当者は「サイズや構成を工夫し、区民の関心の高い情報をわかりやすく解説している」と話す。
高齢化率市内では3位
今回の統計では、2013年に区の高齢化率が25%に達したことが明らかにされている。
2013年10月1日時点での磯子区の人口は、16万1861人。そのうち、65歳以上の高齢者の人口は4万1032人となっている。現在の磯子区は4人に1人が65歳以上ということだ。
区の高齢化率は2010年に20%を超えた。2013年時点での25%という割合は、市の平均の21・7%を上回るもので、市全体から見ても第3位の高さだ。今後、区の高齢者の割合は、2015年には約27・5%、2020年には約30%となると予想されている。
最も高齢化率が高い地区は、洋光台2丁目の37・5%で、最も低いのが森4丁目の14・7%となっている。
また、要介護(支援)認定者数は6848人と、昨年同期の数字と比べ、約500人増加している。
こうした状況に対し、区では「第2期磯子区地域福祉保健計画(スイッチON磯子II)」などを通じた地域の支え合いを推進している。
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