EV車デザイン 渡邉君(岡村)が最優秀賞 磯子の浜名さんも入賞
メルセデス・ベンツ日本(株)(上野金太郎社長・東京都)が横浜市内の子どもを対象に募集した電気自動車のラッピングデザインコンテストで、岡村在住の渡邉拓壬君(年長)が最優秀賞、磯子在住の浜名美帆さん(5年)の作品が優秀賞にそれぞれ選ばれた。
このコンテストは、同社などが2014年9月1日から市内でサービスを開始した乗り捨て方式のカーシェアリングサービス「スマート ワンウェイ カーシェアリング(愛称「smaco」)」を記念し、地元の子どもたちから車両デザインを募集したもの。応募総数429点の中から、最優秀賞に渡邉君の「大好きな白クマ 氷がなくなりませんように!」と、優秀賞に浜名さんの「幸せなお花」が選ばれた。
渡邉君は、横浜れんげ幼稚園の年長で、同コンテストには、通っている絵画教室・アトリエセラセラこども絵画教室(中区)の講師の薦めで応募した。
作品には「大好きな白クマのために地球の氷が融けないように」と願いを込めたと渡邉君。主催者はこのデザインを「環境に優しく、CO2を排出しないクリーンなスマート電気自動車に温暖化対策のメッセージを込めて、個性ある白クマが上手にデザインされている」と評価し、最優秀賞に決定した。渡邉君は「車になって嬉しい。この車でママと大好きな白クマのぬいぐるみと出かけたい」と笑顔で話した。
優秀賞を受賞した浜名さんは、浜小学校に通う5年生。絵を描くことが好きで、今年5月に行われた横浜市PTA連絡協議会主催の写生大会でも入賞を収めている。
浜名さんは、通っている同校のはまっ子ふれあいスクールの教師の薦めで今回のコンテストに応募。「将来自分が乗ってみたい車をイメージして描いた」と話す。同デザインは「乗る人が楽しく、幸せな気持ちになれる」との期待を受け、優秀賞に選出された。
3月末まで市内走行
2人のデザインした2台を含む20台の車両は、横浜駅西口や赤レンガ倉庫付近、元町中華街など、市内8カ所の駐車場を拠点に、15年3月末まで貸し出しが行われる。
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