地元の小学生の歌声を朝の商店街に流して、仕事や学校へ向かう人たちに元気なってもらおう―複数の商店街や商業ビル、小学校、区民文化センターなどが協力し、杉田地域でそのような計画が進んでいる。9月22日には杉田小学校の全校児童による合唱の録音が行われ、9月末から10月ごろには、放送が開始される予定となっている。
杉田ミュージックプロムナードプロジェクトと名付けられたこの計画は、JR新杉田駅と京急杉田駅を結ぶ区域にあるアルカード新杉田やらびすた新杉田、杉田商店街、プララ杉田などの商店街・商業施設と、新杉田駅、杉田小学校、杉田劇場、地元選出の関勝則市会議員などが参加する地域交流会が中心となって進められている。
計画では、杉田小学校の児童による全校合唱を録音。その歌声を週の始まりの朝、新杉田駅から京急杉田駅間にある各商店街や商業施設で流す。「子どもたちの元気な歌声で、通勤通学で通行する人たちに、今週も頑張ろうという気持ちになってもらえれば」と、担当者は今回の計画の目的を説明する。
22日に録音
杉田小では2年前から、音楽を通じた心の育成や異学年との交流などを目的に、毎月季節や行事に合わせた課題曲を設定して練習。月1回行う「音楽朝会」で全校児童が一緒になって合唱する取り組みを行っている。
7月に行われた音楽朝会に出席した杉田劇場の中村牧館長や関市議が子どもたちの歌声に感動。この歌を地域で流せないかと、地域交流会のメンバーらに相談したのがきっかけとなり、計画がスタートした。
9月22日に同校体育館で行われる音楽朝会で、子どもたちの合唱を録音。同時に、坂本連区長や商店街関係者などが出席しての音源贈呈式が執り行われる。放送は各施設の準備が整う9月末から10月ごろに開始される予定となっている。
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