今年も残すところあと6日―。2014年も磯子区内でさまざまな出来事があった。特に顕著だった大雪や台風の影響と、区が力を入れる防災の取り組みを中心に、区内の出来事を振り返る。
2月、首都圏を中心に記録的な大雪が観測された。区内では膝の高さまで雪が積もり、区民の生活に大きな影響を与えた。
10月には台風18号の直撃、19号が接近した。区内では18号により、杉田と岡村の2地区で4か所の崖崩れが発生。区は1世帯2人に避難勧告を発令した。19号では、開設された避難場所に3世帯9人が避難した。
災害時の自助・共助の促進をめざす区では、14年度の新規事業として「安心・安全マップ」の作成に取り組んでいる。自治会・町内会などでは、地域住民が避難場所までの経路や危険箇所などを確認する「街歩き」などが行われた。
横プリ跡地に新たな街
2月には、磯子のランドマークとして長年親しまれていた横浜プリンスホテル跡地に、大規模複合マンションが完成。貴賓館には料理の鉄人・中村孝明氏が和食料理店をオープンした。敷地内で毎月開かれている朝市には近隣住民も買い物に訪れ、地域交流の機会となっている。
マンション開発の影響もあり、磯子区内の人口は、近隣の区が大きく減少しているのに対し、12月1日時点で昨年同時期に比べ、約1400人増加した。
磯工レスリング部3連覇
5月には全国高等学校総合体育大会の県予選で、磯子工業高校レスリング部が団体3連覇を成し遂げた。同部は7月に磯子区民栄誉賞を受賞している。
イベントに多くの来場者
開館40周年を迎えた磯子図書館をはじめ、各施設でも周年を祝う催しが行われた。5月には滝頭コミュニティハウスが10周年、9月にはらびすた新杉田が10周年、10月には根岸地区センターと隣接する2施設が20周年を迎えた。記念イベントでは利用者らと共に、華やかに周年を祝った。
また、9月に行われた磯子まつりでは、屋外で開会式典を実施。パレードと合わせて祭りを盛り上げた。他にも10月に洋光台地区で行われたハロウィーン、12月の磯子音楽祭には、多くの人が参加し、イベントを楽しんだ。
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