横浜市立浜中学校野球部が、5月9日まで行われた横浜市中学校春季野球大会で優勝し、夏、秋に続いて3季連続で頂点に立った。8月に横浜スタジアムで開催される全国大会への出場も決めた。
158チームのトーナメント戦で争われた春季大会では、全7試合で失点1と相手に点を与えない守りの野球で勝ち上がった。5月9日に行われた決勝戦でも、東永谷中学校に5対0で完封勝ちし、5年ぶり3回目の優勝を果たした。
秋の市大会では、5試合で3失点。準々決勝以降は全て1対0の接戦だったことから、春の大会に向けては攻撃力を高める練習に取り組んできた。春季大会7試合の中でコールド勝ちもあり大会を通して守りの野球に加え攻撃力も兼ね備えたチームに成長をとげた。
福元博紀監督は「春の市大会は勝つことはできたが、接戦が少なく、集中しきれていない試合もあった。また、今後、追いかける展開や逆転された時にどのように勝ちきるかが課題」と話す。
「中学生の甲子園」へ
同校は春季市大会の優勝で、8月に横浜スタジアムで開催される第32回全日本少年軟式野球大会に開催地枠として出場を決めた。同大会は「中学生の甲子園」としても知られている。5年前に出場した際は初戦敗退。それ以来、同部では「全国制覇」を目標に掲げてきた。福元監督は「今年のチームは目標を明確に意識できるところまできている」と話す。全国大会を見据え、今後はより確実なプレー、大舞台でも平常心で戦えるメンタルを鍛えていく。
田邊慎之佑主将は「一戦一戦勝つことだけを意識してきた結果、市大会で優勝することができた。全国大会に向けては、これでスタートラインに立つことができた。これからは、攻撃、走塁を鍛えていきたい」と今後の抱負を語った。
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