港南区・栄区 人物風土記
公開日:2012.03.15
10代目横浜観光親善大使に選ばれた
今井彩絵(さえ)さん
港南台在住
カラフルな故郷を発信
○…横浜を愛し、英語が話せ、笑顔も素敵―。ふと目に留まったチラシの募集要項に、「これ、私そのものだなって」。早速応募し、10代目横浜観光親善大使に選ばれた。4月からは全国各地で横浜へ誘客を図る役割を担うが、「言われたことをやるだけでなく、自分なりのPR方法も考えたい。例えば大学で学んだグラフィックデザインを活かしたキャラクター作り。万人受けしやすく、ただ宣伝するより効果的」。持ち前の積極性を発揮し、国内外へ横浜を発信しようと意欲的だ。
○…幼少から両親と毎週のように出かけた映画鑑賞を通じ、アメリカに興味を抱いた。そして高校卒業後、憧れの国で映画を学ぼうと留学を志した矢先、アメリカ同時多発テロが発生。試験に合格するもビザ発給が困難となり、入学時期に間に合わない危機に直面した。目前に近づいていた夢。何か行動しなくてはと、アメリカ大使館や移民局へ手紙を送った。「テロは許せない。将来、この想いを映画にしたい。若い芽を摘まないで」。その3日後、ビザが下りた。手紙の効果ではないかもしれないが、ひたむきさが成功を導くと信じる。
○…ハリウッド近郊で学び、モデル業もこなした10年間のアメリカ生活。「我が道を行くタイプ」と自らを称し、銀幕で演じる夢に臆せず突き進んだ。真剣に挑んだからこそ実感した乗り越えるべき壁の大きさ。そんななか、大学で学んだアニメへの興味も高まった。「キャラクターを描く時、同じ表情を鏡に映す。ストーリーも考える。役者も監督も自分。世界中が知る作品を作りたい」。叶えるべき目標がさらに1つ加わった。
○…「カラフルピクチャー」。アメリカで自分の名前の意味をこう表現した。近代的な景色が広がるみなとみらい、歴史的建造物が並ぶ関内。横浜にも様々な色がある。「私の故郷は横浜。いつか死ぬ時も横浜にいたい、そう決めている」。帰るべきホームがあるからこそ、堂々と世界に挑み続ける。
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