神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2015年3月12日 エリアトップへ

サッカーJ3・Y.S.C.C.の副キャプテンとして3月15日のリーグ開幕を控える 藤川 祐司さん 港南区在住 27歳

公開:2015年3月12日

  • LINE
  • hatena

再び走り出した「夢の続き」

 ○…3月15日に2期目のシーズン開幕を迎えるサッカーJ3。地元横浜をホームとするY.S.C.C.で今年、副キャプテンを任された。「期待に応えたいという気持ちは強い。年齢的にも立場的にも、責任感を持ってチームを引っ張っていかないと」。サッカーの道は、引退により1度途切れた夢だった。「覚悟をもって戻ってきた。1年でも長くサッカー選手でいられるよう、1試合ごと必死で戦うのみ」

 ○…神奈川大学を卒業後、J2・水戸に入団し、1年目から22試合に出場する活躍を見せた。だが左足のアキレス腱炎を発症すると、3年目のJ2・松本時代には、ベッドから降りて足を着くだけで激痛が走るほどに。麻酔を打って試合に臨み続けるうち「あれだけ好きだったサッカーが、嫌で仕方なくなってしまった」。引退を決め、もう1つの夢だった教員の道を目指すことにし、臨時任用で県立瀬谷養護学校の保健体育の教員として着任した。

 ○…少しずつ運動もできるようになったころ、大学時代の友人の誘いで現チームの練習に足を運ぶように。その後、J3参入を決めた同チームからオファーを受け、「やるなら最後のチャンス。不完全燃焼のままで終わるより、だめでもすっきりした方が良い」とピッチに戻ってきた。加入したばかりの昨季序盤は身体づくりに専念し、夏ごろから試合に復帰。「試合中に自分からの声がけが増えたのは、教員経験の影響もある。年を重ねるごとにサッカーが面白くなってきてる」

 ○…相武山小、港南中出身。兄の影響でサッカーを始め、南ヶ丘キッカーズを経て小4からマリノスの下部組織に。そのころから現在と同じDFだった。神大1年の時には関東選抜に選ばれ、1歳上で同じDFの長友佑都選手らとの出会いも刺激となった。「自分の場合、プロになれたのは抜群の能力があったからじゃない。たぶん、『やめなかった』から」。取り戻した情熱を胸に、再び夢を追う。

港南区・栄区版の人物風土記最新6

松永 朋美さん

4月1日付で栄区長に就任した

松永 朋美さん

旭区在住 54歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

大窪 太郎さん

3月19日付で栄警察署長に就任した

大窪 太郎さん

鎌倉市在住 54歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

上野 誠也さん

横浜国立大学大学院の名誉教授で、無人探査機「SLIM」の月面着陸に貢献した

上野 誠也さん

66歳

3月21日

泉 秀明さん

設立50年を迎えた野庭団地第一自治会の会長を務める

泉 秀明さん

野庭町在住 68歳

3月7日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook