港南区制50周年を記念する取り組みとして3日、港南台南公園野球場で「50周年記念交流戦」が開かれ、公園利用者らが白球を追って汗を流した。ソフトボールチームとシニア軟式野球チームの記念交流戦がソフトボールで実施されたほか、少年野球のチャンピオン戦もあり、50周年ならではの特別な対戦カードに多世代が盛り上がった。
主催したのは野球場の管理運営委員会(古屋文雄会長)。同野球場は1978年の完成以来、地域住民から親しまれ、2015年にはグラウンドやフェンスが改修された。少年・シニア野球、ソフトボール合わせて現在41団体が利用登録し、練習や試合に利用している。
昨年も50周年プレイベントとしてソフトとシニア野球の交流戦を行ったが、今回は少年野球の区長杯大会代表(日野南レッドフォックス)と港南区学童軟式大会代表(港南西洗ヤングスターズ)との試合も特別に実施した。
ソフトボールの交流戦は「つぐみパワーズ」、「若葉レモンズ」を中心とした選抜チームが横浜港南シニア軟式野球連合会(YKS)の還暦選抜・古希選抜チームと対戦。YKSには全国大会常連の横浜港南クラブも所属し、慣れないソフトボールの球に戸惑いながらも高い技術力で意地を見せた。
選手宣誓をした若葉レモンズの成田さゆりさんは「日頃から同じ球場を使っていてもなかなか交流はなく、こんな和気あいあいとした時間は楽しい」と笑顔を見せた。横浜港南クラブの五位靖治さん(72)は「午前中に子どもたち、午後から私たちが利用する時など、練習を目にすることがある。元気が良くて羨ましいよ」と目を細めた。
|
<PR>
港南区・栄区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>