国土交通省の「2022年度まちづくりアワード」でこのほど、大船駅笠間口の再開発を手掛けた大船駅北第二地区市街地再開発組合(林川徹理事長)が功労部門の初代受賞者となった。
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鎌倉市に隣接する栄区笠間2丁目の約1・7ヘクタールで進められた再開発事業。2021年に商業施設「グランシップ」とマンション「ブランズタワー大船」がオープンし、今年3月までにバスターミナルやタクシー乗り場、駐輪場、公衆トイレ、公園の工事が完了した。4月にはまちびらきイベントが開催され関係者らによるテープカットや近隣学生によるステージパフォーマンスなどが披露された。
大船駅北第二地区市街地再開発は1989年に勉強会が発足。2013年に横浜市へ都市計画申請した。商業施設やマンションは17年から工事が行われ、総事業費は約300億円にのぼる。
同組合の橋本道雄事務局長は「商業施設やマンションが駅前に整備され都市機能が充足した。バスターミナルも拡充し、社会貢献としても大きいのでは」と語った。
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