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港南区・栄区 トップニュース社会

公開日:2022.12.08

港南区笹寿会
厚労大臣から表彰状
老人福祉増進に寄与

  • 表彰状を手にする岡田相談役と小野会長らメンバー

  • 公園でのマルシェ

老人クラブの全国的な発展向上と高齢者保健福祉の増進に寄与したとして港南区笹下のシルバークラブ笹寿会(小野順子会長)がこのほど、厚生労働大臣から優良単位クラブの表彰を受けた。横浜市内での同表彰は唯一。

 笹下台団地の住民らから構成された笹寿会は1972年に発足した。430戸の同団地内には約740人が生活しており、65歳以上の高齢者が4割以上を占めている。笹寿会の会員数は現在、100人以上が在籍。

 団地住民の高齢化により、孤立や孤独、買い物などの外出困難、交流機会の減少などが課題となっていた。そこで、2016年から同団地自治会館で週1回の集いの場「ささカフェ」を開催。また、20年からは団地に近い笹下台第一公園でセブンイレブンによる移動販売を行い、住民の買い物を支援している。

 現在はセブンの移動販売に加え、横浜市中央卸売市場「(株)つま正」の野菜や地元地域作業所のパンなど「ささげ台マルシェ」として基本毎週木曜日に同公園で住民同士が交流する場を設置している。

 団地に住んで50年以上になる90代女性は「足も悪くなってきたのでお店が来てくれるの非常にありがたい」と買い物を楽しんでいた。マルシェの立ち上げなどに尽力した前会長の岡田正紀さんは「今後も住民主体の生き生きした活動を続けていければ」と話した。

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