港南区・栄区 文化
公開日:2026.07.16
栄区 第九合唱団 11月の公演に向け、始動 約140人で初練習
栄区民芸術祭の一環として、11月に開催される「栄区制40周年記念第九コンサート」のために結成された第九合唱団が7月3日、初練習を栄公会堂で開催した。
コンサート及び合唱団の企画は「栄第九実行委員会」。練習会には約140人が参加した。序盤、実行委員長の前川勇さんは「ここでの出会いを大切に、楽しく歌って欲しい」と壇上であいさつ。メゾソプラノ歌手の田川理穂さんによる指導のもと、合唱初挑戦の団員もいるなか、発声練習やパートに分かれての練習を実施。11月29日の鎌倉芸術館大ホールでの本番に向けて、本格始動した。初回の練習を終えて、前川委員長は「準備が大変だったので、やっと始まったことにホッとした」と心境を話す。
元々、栄区では音楽協会員によって構成された栄第九実行委員会が2005年から演奏会を開催していた。児童合唱団と栄区賛歌を歌い、その後に大人の合唱団が第九を披露する内容で、過去にはみなとみらいホールでも実施し、多くの人を集めていた。
しかし、募集をしても合唱団員の数は徐々に減少。準備に1年以上かかるという実行委員会への負担などが原因で2017年を最後に演奏会は実施されていなかった。
そこで、区内の合唱団に所属する前川さんが実行委員長となり、昨年の夏ごろから栄区制40周年のタイミングに合わせ、演奏会を企画。「2005年に参加していた先輩たちも、高齢になってきている。今年は伝統を引き継ぐ最後のチャンスかもしれない」との思いで、合唱仲間に声をかけ、準備を進めてきた。
今年の2月からは合唱団員の募集を開始。区内施設へチラシを配架したり、栄区文化協会のホームページから参加をよびかけたりと、広報を行った。結果、4月末の締め切り時には150人の定員を上回る約200人の応募があった。その後は抽選を行い、正式にメンバーが決定。これからは毎週金曜日に栄公会堂などで練習をしていく。
また、第九合唱団と共に40周年記念コンサートのステージに立つ児童合唱団の練習は、10月から開始予定。
今後について前川さんは「団員の情熱を共有し、最高の第九になるようにサポートしたい」と意気込んだ。
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