"貸しチャリ"で横浜散策を 石川町駅前にレンタサイクル
「気軽に利用できるレンタサイクルで、横浜の隅々まで巡ってもらいたい」。
そう話すのは、NPO法人ベイウィンド環境ヨコハマ推進協会代表の平松博模さん。今月、石川町駅北口前にレンタサイクル「バイシーヨコハマ」(9時〜19時【電話】045・332・1315)を移転オープンさせた。
「坂が多い横浜の街を走りやすいように」と近隣のレンタサイクルでも珍しい電動自転車を取扱い、半日(4時間)1000円、1日1500円で貸し出す。
実は平松さん、三輪自転車のタクシー『ベロタクシー』を横浜に走らせた第一人者。”小回りの利く市民の足”を目指したが、思いに反し年々観光客向けの要素が強くなったベロタクシーを仲間に託した経緯を持つ。だからこそレンタサイクルは「観光客だけでなく、地元の方にこそ使ってほしい」。実際、休日のファミリーや電動自転車を試乗してみたいという地元住民の利用も増えてきたという。
「みなとみらいや中華街だけが横浜ではない。金沢文庫や神奈川区の”浦島(太郎)寺”などの観光資源は市内に点在している。残念ながら地元の人ほど行ったことがないんですけどね」。
こうした横浜の広域的な観光スポットを掘り起こそうと、自らがガイド役を務め、市内の見所を巡る自転車ツアーを実施。コースは、平松さん行きつけの店や穴場スポットなどだ。
「商店街や郊外に人を集めることで地域活性化につなげていければ」。自転車を通じてディープな横浜の魅力を発信する。
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