神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2014年4月10日 エリアトップへ

横浜駅西口再開発 駅ビル地上26階建てに 2020年開業目指す

社会

公開:2014年4月10日

  • LINE
  • hatena
駅ビルの線路側外観イメージ。奥が東京方面
駅ビルの線路側外観イメージ。奥が東京方面

 東日本旅客鉄道(株)(JR東日本)は、地上26階建ての駅前棟と9階建ての鶴屋町棟からなる「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」をこのほど明らかにした。これを受け横浜市は、西口再開発を国際競争力強化の「横浜駅周辺大改造計画」先発事業に位置付け、都市計画の変更に着手。変更内容を盛り込んだ素案をまとめ、都市計画課などで4月18日まで縦覧に供している。

市、都市計画を変更へ

 2棟からなる西口駅ビル計画は、JR東日本が3月に発表した。東急東横線の旧横浜駅跡地を同社が取得したため単独での事業。2020年の開業を目指す。

 西口にあった横浜シァルと横浜エクセルホテル東急跡地に建設される駅前棟は、商業およびオフィスなどを用途に地上26階、地下3階、延床面積は約9万4千平方メートル。東横線の横浜駅跡地に建つ鶴屋町棟は、駐車場や保育所などの用途で地上9階、延床面積約2万4千平方メートルを見込む。2棟は空中通路でつなぐ予定。

 駅前棟は、西口の新たな玄関口として4層吹き抜けの開放的な空間をイメージし、線路側はガラス張りで車両が見える設計だ。防災対策にも力を入れる。災害時には滞留者約1万人、帰宅困難者約3千人の受け入れを想定。防災センターを2階に設置するとともに、対策会議などを開催できる「地域総合防災拠点」を整備する。JR東日本では「東京五輪開催までに間に合わせたい」と話している。

 市は、このビル計画を横浜再生の導入プロジェクトの一つとし位置づけると同時に、国際競争力強化を図るものと評価。その上で都市計画の変更手続き開始を決定した。具体的には、同駅周辺地区を国際競争力の強化を目指す「都市再生特別地区」に指定する都市計画の変更手続きに入った。

中区・西区版のトップニュース最新6

「横浜BUNTAI」開館

4月1日

「横浜BUNTAI」開館

こけら落としは「ゆず」

3月28日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

県最大の献血ルーム開所

横浜駅東口スカイビル

県最大の献血ルーム開所

空港ラウンジをイメージ

3月21日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

池辺前館長、音楽祭で新作

MMホール25周年

池辺前館長、音楽祭で新作

長田弘さんの詩から着想 

3月14日

自治会町内会へ入ろう!

いざという時に一番の頼りになる身近な存在、それが「自治会町内会」

http://www.naka-kurenkai.org/entry/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

  • 12月21日0:00更新

中区・西区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook