(株)ノジマ(野島廣司社長)=本部・西区みなとみらい=は、(株)日立製作所が開発したヒューマノイドロボット「EMIEW(エミュー)3」を活用した接客の実証実験を12月10日と11日の2日間、「MARK IS みなとみらい店」で実施した。
EMIEW3は身長90cmで重量15kg。日立が2005年に開発、その後、改良が重ねられ3代目が誕生した。当日は店舗の出入口に立ち、背後のディスプレイと連携して来店者に自己紹介や商品の陳列場所の案内、またプレゼントがもらえる二択クイズなどを行った。また、商品案内後に、ノジマの特典紹介などもこなした。
この取り組みは、ノジマと日立が協力して実現したもので将来のロボット活用に向けた小売業界初の試み。ノジマでは「新たな付加価値の創出をめざす」としており、今後、ロボットを活用する店舗の拡大も検討している。
川崎市から家族4人で訪れた5歳の女の子は、EMIEW3にテレビの場所を質問。ロボットとの会話に「ドキドキした」と話していた。クイズに挑戦した青葉区の9歳の男の子は「ロボットと本当に話をしているみたい」と語っていた。
同店の他に、トレッサ横浜店=港北区=と横須賀店でも実証実験が行われた。
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