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公開日:2018.05.31

プロレスデビュー30周年
鈴木みのるさん母校訪問
平沼小で夢実現語る

  • 全校児童とともにガッツポーズをとる鈴木みのるさん(中央)

 プロレス界のトップレスラー・鈴木みのるさん(49)が5月21日、母校である平沼小学校を訪問し約600人の児童を前に夢実現について熱く語った。鈴木さんは、「本物に会うこと」がとても大切だと指摘していた。



 今回の訪問は、鈴木みのるさんプロレスデビュー30周年を記念した野外フェスティバル「大海賊祭」(6月23・24日、横浜赤レンガ倉庫)の意気込みを子どもたちへ伝えるとともに、参加を呼びかけるためのもの。



 約600人の全児童が体育館に集まり開かれた「音楽朝会」終了後、特別ゲストとして紹介された鈴木さんは、歌手の中村あゆみさんが手がけたリング入場曲『風になれ』の最新バージョンが響き渡るなか登場。体育館の舞台がリングかのように子どもたちは中央をあけ、鈴木さんを迎え入れた。



 登壇した鈴木さんが、子どもたちに将来の夢を尋ねると「実家のお肉屋さんを継ぎたい」「鍼灸師」「デザイナー」「サッカー選手」「プロ野球選手」など様々な声があがった。それを受け鈴木さんは「夢をかなえるには、夢をかなえた人の話を聞かなきゃだめだ」と持論を展開。「本物に会う機会をつくろう」と呼びかけた。



 児童を代表して登壇した6年生の小林誠直君(12)と5年生の尾崎留唯君(10)は「これからも応援しています」と鈴木さんにエールを贈った。そして、めったにない機会として小林君は鈴木さんの厚い胸板に空手チョップ。その感想を「固くてドーンと跳ね返る感じ。プロレスラーってすごい」と興奮気味に話した。



「大海賊祭」に参加呼びかけ



 6月23日と24日に横浜赤レンガ倉庫イベント広場で開かれる「大海賊祭」では、プロレス界トップレスラーのオカダ・カズチカさんとの記念試合(23日)をはじめ、スペシャルタッグマッチを開催する。他にも中村あゆみさんやファンキー加藤さんのライブ、また世界で活躍するアスリートたちが集結(すべて入場無料)。鈴木さんは本物にふれる機会として子どもたちにも参加を呼びかけている。



 鈴木さんの実家は平沼商店街にある酒販店。12年前の平沼小創立100周年の際にも同校を訪れている。

 

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