中区・西区・南区 社会
公開日：2018.06.21
本牧国有地
山手の国際学校が移転へ
２０２１年に開設予定
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ＹＩＳ取得予定地
本牧いずみ公園のとなりに広がる国有地＝中区小港町２丁目＝の一部（約１・５ha）を、学校法人横浜インターナショナルスクール（ＹＩＳ）＝中区山手町２５８＝が取得する方針であることがわかった。「国有財産関東地方審議会」で学校敷地としての売却を適当認める答申がなされたと、財務省関東財務局が６月12日に発表した。
ＹＩＳは２０１８年度末までに該当の国有地を取得し、施設整備を行ったうえで21年７月の開設をめざす。
ＹＩＳは、港の見える丘公園近くの現在のキャンパスが老朽化し、また狭あいで非効率として、移転建替を行う計画だ。
今回、売却が決定した土地を含む国有地（約２・７ha）は、終戦後すぐの１９４６年に連合国軍に接収され、横浜海浜住宅地区の一部として使用されたのち、82年に米軍より国に返還されたもの。今回ＹＩＳが取得方針の土地を除いた残りの約１・２haについては、具体的な利用は決まっていない。
元は民有地
今回の土地を含む新本牧地区88・２haは、すべて民有地だったが、長期間におよぶ接収により国に売却する地権者も多く、接収解除後の原状回復は困難となった。そして区画整理ののちに国有地をまとめたのが山頂公園や今回の小港町の土地。
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