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中区・西区・南区 教育

公開日:2019.06.20

あゆ放流で下水道学ぶ
大鳥小4年生93人が参加

  • あゆの稚魚を放流する大鳥小の児童

 横浜市環境創造局中部水再生センター(平野哲雄センター長)=中区本牧十二天=は6月14日、大鳥小学校4年生93人を招き、「あゆの放流式」を開催した。

 この取り組みは、「6月の環境月間」に合わせて下水道の役割や水環境を守ることの大切さを伝えようと1992年から開催しており、今年で28回目。毎年、中区内にある小学校を順番に招待し、実施している。

稚魚約400匹

 当日同小の児童は、下水道の仕組みなどを学ぶDVDを視聴したあと、同センター内にある下水処理水を使用した「あゆのせせらぎ」に移動。あゆの稚魚が数匹入ったバケツを手に持ち、下水道施設の案内ガイドや環境教育を行っている「よこはま水環境ボランティア」のスタッフと一緒に全部で約400匹の稚魚をせせらぎへ放流した。

 「あゆのせせらぎ」には、水中がみられるスポットも用意してあり、児童は「かわいい」「泳ぐのが早い」などと話しながら自らが放流した稚魚を追いかけ、そのスポットで興味深く観察していた。参加した児童の一人は「あゆは初めて見ました。大きく育ってくれると嬉しいです」と感想を語った。

 平野センター長は「あゆの放流体験をきっかけに下水道の大切さを知ってほしくて続けている。今後も続けていきたい」と話した。

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