中区の根岸森林公園では、体調を知り、安全にジョギングを楽しんでもらおうと7月31日まで「健康ジョギング月間」を行っている。
緑豊かな風景を眺めながら24時間いつでも約1・3Kmのコースを周回できるとあってランナーに人気の同園。ウォーキングなども含めると多い日には1日100人以上が周回しているという。
しかし4月以降、周回中に体調を崩す人が急増。公園職員が不在の夜間に倒れて命を落とした例や、朝食をとらずに走り救命措置を受けた重篤な例もあった。同園はこうした事態を受け、ジョギングなどを楽しむ人への正しい情報提供やサポートの必要性を感じ、同月間を初めて企画した。
期間中は園内放送で熱中症への注意を呼びかけるほか、準備運動の重要性や万が一に備えて身分証の携帯を求めるチラシなどを掲示。園内のカフェには血圧の正しい測り方を示すとともに血圧計を設置している。また、日曜日には講座も開講。7月7日は数々の駅伝出場経験を持つミズノスポーツサービス(株)の内野雅貴さんから学ぶ「ランニング教室」、14日は「ノルディックウォーキング」を予定し、参加者を募っている(各講座午前10時〜正午、申し込み等の詳細は同園HP参照)。
同園管理事務所の矢吹かおり副所長は「身体に負担のかかる自己流のフォームで走っている人も多く見かける。講座などで正しい知識を身につけてほしい」と話している。
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