(公財)市寿町健康福祉交流協会とサッカー・フットサルチームのYSCC横浜が主催したウォーキングサッカーの大会がこのほど、JR石川町駅近くの吉浜町公園で行われた。
ウォーキングサッカーとは1チーム8人制が基本の歩いて行うサッカーで、非接触やボールを浮かしてはいけないなど独自のルール設定をしながら楽しめるのが特徴。イングランド発祥の同競技は老若男女・障がいの有無などに関係なく誰でも楽しめると世界中に広がっている。
当日は寿地区の中から4つの精神障がい者施設の利用者ら4チーム、総勢約50人が参加。試合時間は前後半合わせて10分の総当たり制で計6試合が行われ、参加者らはルールを守りながら楽しむ様子が見られた。各チームでは日頃より練習を行っているといい、優勝チームの1人は「チームワークの良さを発揮できた。日頃の努力が報われて良かった」と笑顔で語った。
「ボールを通して1つに」
YSCCはこれまでも同地区で健康講座や体操教室、保育園でのサッカー教室などを開催。「元気な街づくりに貢献したい」と健康と体を動かす楽しさを伝え、今回のウォーキングサッカーもこれらの一環として行われた。「ボール1つでつながることができ、誰でもできるルールだと思うので、純粋に楽しんでほしい」とYSCCの担当者。また同協会の担当者は「ウォーキングサッカーが、障がい者の方たちの関係づくりに非常に貢献していると思う。これからも続けていければ」と話していた。
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