中区の間門小学校(高木伸之校長)で2月10日、小学校近くの本牧漁港で獲れたタチウオを使用した給食が、全児童・教職員に約760食提供された。地元漁師の山岡庄吾さんと同校管理栄養士の大庭圭輔教諭が連携し企画したもので、魚類の地産地消給食は市内でも珍しいという。
「本牧で魚が獲れることを知ってもらいたい」と山岡さんと大庭教諭が協力し始まった同企画は、2019年に続き2回目。「あなごの天丼」を提供した1回目が、児童や保護者、教職員から好評だったため、2回目に向け進められてきた。
今回は本牧漁港での水揚げ量が1位で、冬に旬を迎えるタチウオを給食に。2月1日に獲れたタチウオの中から、体長50cmほどの子どもでも食べやすい脂ののった約140匹・65kg分を選別。それらを山岡さんが漁港でさばき、冷凍した状態で同校に運ばれてきた。
時間共にし、漁伝える
当日はタチウオの身が崩れにくく、火が通りやすいフライで調理を施し、前回同様天丼に。山岡さんも同校を訪れ、自身の娘が所属する2年3組の児童ら29人と給食を共に食べた。また2月1日の漁当日には大庭教諭が漁港に赴き、そこでの様子を撮影。漁獲から給食になるまでの過程を、1分半ほどにまとめたビデオも各教室で放映されていた。
食事後、山岡さんはタチウオや漁などについて児童から質問攻めに。また「おいしかった」「ありがとう」という声が寄せられていた。山岡さんは「子どもたちの喜ぶ顔を見ながら、食べられて良かった。地元の魚や漁のことを伝えるためにも、今後も継続していけたら」と話していた。
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