戸部小学校(保科優子校長)の3年1組の児童が、ご当地ソング『戸部で飛べ!』に新たに歌詞をつけ、5曲を完成させた。3月11日と12日には、楽曲と動画を収めたCDおよびDVDを、子どもたちが協力した地域の店舗や公共施設を訪れて届けた。
この『戸部で飛べ!』は、4年前に当時の5年生が戸部大通り商店会のイベント参加の縁で、プロの協力を得て作り上げたもの。その作品の存在を知った3年1組の児童たちが、強い関心を持ったことから、総合学習の一環として同曲の続きを作成することになった。
特別動画も
メロディーとサビはそのままに「かもん山公園」「お店」「飲食店」「公共しせつ」「れきし&けしき」の5バージョンを作成。児童が地域に出向いて取材を行い、そこで見聞きしたことを歌詞に落とし込んだ。さらに、動画用として「飲食店&お店スペシャルバージョン」も。子どもたちが独自の振付で踊る。
商店会の大塚眞司会長の伝手で、今回も原曲を手掛けた作編曲家の岩室晶子さんが尽力。レコーディングは学校で実施したという。3月にはCDとDVD、各100枚が完成した。
歌で紹介している戸部警察署には6人の児童が12日に訪問。対応した警務課の三根佑介さんは新しい曲に「励みになります」と感謝していた。
児童の一人、吉永芽生さんは「歌で紹介したパン屋さんは、テレビに出てすごい人気なんです」と自分のことのように嬉しそうに話していた。
担任の遠藤美奈教諭は「この曲が街に響いて、戸部の皆さんを元気づけられたら」と期待する。
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