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Y.S.C.C.サッカー 「やってやろうぜNOW」 新加入選手迎え、1桁順位目指す
中区本牧を拠点に、明治安田生命J3リーグを戦うYSCC横浜。J3参戦8年目となる今シーズンは3月14日に開幕したが0対1で白星発進とはならなかった。20日の第2節では1対2で惜敗。第2節終了時点で13位。また今季はシュタルフ悠紀リヒャルト監督体制3年目で、新スローガンは「やってやろうぜNOW」。12人の新加入選手を迎え、総勢36人の選手とスタッフが一丸となって1桁順位を目指し、15チームによる全30節を戦っていく。
昨季の雪辱晴らす
YSCCは2014年に悲願のJ3リーグに参入し、19年からはシュタルフ監督が指揮を執っている。昨シーズンは5勝12分17敗で17位と苦しい結果に終わった。リーグの最多66失点で、特に後半戦では最終節の1勝のみと、課題の残るシーズンとなった。
またシーズン終了後には主将を務めていた宮尾孝一をはじめ、音泉翔眞、宮本拓弥、大内一生、安彦考真ら主力が移籍や契約満了でチームを離れた。
一方、J1の横浜FCからDF熊川翔、浦和レッズからDF大城蛍など守備陣の補強のほか、城西大学からFWンドカ・チャールスなど攻守において充実を図る12人が新加入となった。
惜敗も収穫あり
そして迎えた新シーズン。昨シーズン9位のカターレ富山を相手に迎え、ニッパツ三ツ沢球技場で開幕戦が行われた。YSCCの先発メンバーにはMF神田夢実やFW河辺駿太郎、FWンドカ・チャールスの新加入3選手が名を連ねた。立ち上がりからしばらくは硬直した流れであったが、新戦力のンドカや神田が躍動し、相手ゴールに迫るも得点ならず。前半24分には失点を許し、そのまま折り返す。後半もDF船橋勇真が惜しいシュートを放つなど攻勢に転じる場面も多かったが、ゴールネットを揺らすには至らなかった。
第2節はアウェーで昨シーズン13位の福島ユナイテッドFCと対戦。前節同様、神田・河辺・ンドカの3選手が先発。前半開始直後から攻め込む時間が続き、前半11分には神田のパスを受けたンドカが左足でシュートを放ち先制。J初得点を記録した。しかし、その後は攻め込まれる時間帯が続き、前半の内に2失点し、逆転を許す。後半は優勢の時間も多く、コーナーキックやフリーキックなどのセットプレーから数多くのチャンスを作りだしたが、得点には結びつかず試合終了。今季初勝利は、次節3月28日のホームゲーム、ロアッソ熊本戦へ持ち越しとなった。
シュタルフ監督は「今年は粘り強い守備になってきていると思うし、攻撃面でもチャンスも多くなってきているので、手ごたえは感じていますがまだまだ改善は必要。また昨年に比べ選手が8人多いので、メンバー争いも激化して、調子の良い選手を起用していければ」と話した。
昨シーズンはコロナ禍の特例でJ2からの降格がなく、新規参入のテゲバジャーロ宮崎を含めた15チームで戦う今シーズン。過密日程も解消され、12月までの30試合の約半分をホームであるニッパツ三ツ沢球技場で戦う予定。YSCCの新たな1年は始まったばかりだ。
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