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歯と口の健康相談室 (11)口腔がんについて取材協力/中区歯科医師会
Q.口の中にも「がん」はできますか?どのような治療が行われますか?
A.はい、口の中でもがんは発症し、「口腔がん」といわれています。初期の口腔がんは手術や放射線治療などにより、治癒し得るがんです。
しかし口腔がんが進展すると頸部のリンパ節や全身の臓器に転移し治癒が困難で生命を脅かす状態となってしまいます。進展した口腔がんの治療は、再建を伴う手術、化学療法、放射線療法、その他の分子標的療法や免疫療法など集学的な治療が必要となり、長期の予後も不良となります。
そのため、口腔がんの治療には、早期診断・早期治療がきわめて重要となります。人口の超高齢化により口腔がんは増加傾向にあります。もし、口腔内に2週間以上つづく治りにくい口内炎や粘膜の痛みなどがある場合は、医療機関で受診することをお勧めします。
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