横浜青年会議所の公開例会「情報発信の挑戦 未来をツクル若者に聞く」が3月22日、横浜南公会堂で行われた。一般の参加者と会員ら約400人が会場を訪れた。
2000年生まれで、TiKTokを用いたインスタ運用などを行う(株)メディアエイドの代表取締役の九島遼大さんと、1996年生まれで、2020年に(株)リソースクリエイションに入社後、広報・SNS事業部を立ち上げ、自らもインフルエンサーとして活動する北畠唯香さんが講師に招かれた。
講演では、ソーシャルメディア市場の拡大が進む中での今後の動向やSNSを活用した会社の採用、情報発信の方法などを解説。
その後行われたトークセッションでは、「バズるとは」「Z世代の価値観」などについて話し合われた。北畠さんは「バズらせる」ためには感動・共感を増やすことが重要だといい、「SNSを活用して、ふざけるだけでなく真面目な話をしたりといろんな面を見せる。ファンを増やすことが大切」と話していた。
九島さんはZ世代の特徴として、若い時からSNSに触れてきており、情報に関する感度が高いことをあげた。情報収集の中心が動画やSNSになっていることから、会社の情報をSNSで発信し、知ってもらうことが今後はさらに重要になると述べた。
青年会議所の活動にも
トークセッションや質疑応答の時間には、横浜開港祭やエイプリールフールの翌日の4月2日を「April True」とし、素直な気持ちを伝える日にしようとする横浜青年会議所の活動の周知にはどのような情報発信が良いかという質問も。講師2人は、類似するアカウントの発信方法や内容を調査して取り入れることやコメント欄でアイデアを募集するなど、イベントを一緒に作っていくのが良いのではとアドバイスしていた。
同団体総務室マーケティング戦略委員会の新山昭太委員長は総括の場面で「志を同じくする仲間を集め、社会を変えていくために情報発信は重要。青年会議所の活動においても恐れることなく挑戦していきたい」と話した。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>