中区・西区・南区 社会
公開日:2025.08.28
地震、風水害、土砂災害…
どこに避難する?
日頃から把握を
大規模な地震や風水害、土砂災害の際、どこに避難をしたらよいか、日頃から確認しておくことが重要だ。
震度5強以上の地震で開設されるのは「地域防災拠点」。中区は15カ所、西区は12カ所、南区は25カ所の小中学校が指定され、運営は主に地域住民で構成される運営委員会が担う。最低限の水や食料の備蓄はあるが、避難者自身の持参が原則となっている。
一方風水害時は、近くの小中学校が避難場所として開設されるとは限らない。災害状況に応じて、各区のホームページなどから最新情報を確認したい。
横浜市ではがけ崩れなどで人家に激しい被害を及ぼす可能性がある地域を、土砂災害警戒情報の発表とともに避難指示を一斉に発令する「即時避難指示対象区域」に選定している。対象区域の避難場所は以下。
▽中区=上台集会所、麦田清風荘、大鳥小学校、山元小学校、みなと総合高校▽西区=一本松小学校、老松中学校▽南区=清水ケ丘地域ケアプラザ、永田地区センター、六ツ川一丁目コミュニティハウス、睦コミュニティハウス
在宅避難の検討も
市は地震や台風の際、避難所のスペースに限りがありプライバシー確保も難しいことから、自宅の安全が確保できる場合は「在宅避難」の検討を促している。その際は、食料や簡易トイレなど1週間分(最低3日分)の備蓄や家具の転倒防止対策など備えが肝心だ。
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