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公開日：2025.10.23
”本牧八景”テーマに
横浜本牧絵画館で企画展
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本牧八景について説明する霜鳥さん
日本画家・小島一谿氏が１９３３年に描いた「本牧八景」は、戦中戦後の混乱期を経て、原画の所在は不明となっている。２０２３年、横浜本牧絵画館＝中区本牧元町＝は残された新聞記事の小さなモノクロ写真から写真加工して再現。さらに今回、現役日本画家の霜鳥忍さんが、「創造的想像」によって”幻の本牧八景”に新たな息吹を吹き込んだ。
画像が荒く本来の色使いも分からない中、「イメージを崩さず作者の意図をくみ取る作業は非常なストレスだった」と霜鳥さん。一方で、本牧の昔の風景や小島氏の原画を想像しながら描く作業は「思いの外、楽しかった」と話す。
同館は霜鳥さんの再現模写を含め「本牧八景」に関係する絵や資料を集めた企画展を来年１月18日（日）まで開催する。武田館長は「地元本牧にこだわってきた当館にとって新たな試みが多く、わくわくするような企画。ぜひ一度、足をお運びください」と呼びかける。観覧料は一般５００円。
■横浜本牧絵画館＝中区本牧元町40の７、開館／午前10時〜午後５時（火曜休館）、【電話】０４５・６２９・１１５０
横浜本牧絵画館
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横浜市中区本牧元町40−7
TEL:045-629-1150
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