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都筑区 文化

公開日:2026.04.16

准秩父観音霊場 区内5札所で開帳 12年に一度、30日まで

  • 観音像と五色の綱で結ばれた回向柱(写真は大善寺)

    観音像と五色の綱で結ばれた回向柱(写真は大善寺)

  • (左から)清林寺、龍福寺、大善寺、長泉寺(2体)で開帳されている観音菩薩

    (左から)清林寺、龍福寺、大善寺、長泉寺(2体)で開帳されている観音菩薩

 都筑区をはじめ神奈川県川崎市東部および中部から横浜市東北部にかけての多摩川と鶴見川にはさまれた地域周辺の34寺院、庵、堂などからなる「准秩父観音霊場」で縁の午(うま)年にちなみ、12年に一度となる観音菩薩の開帳が行われている。4月30日(木)まで。

 都筑区内では5札所あり、長泉寺(北山田7の10の4)、大善寺(南山田2の4の1)、龍福寺(大棚町495)、清林寺(大棚町250)の4寺院で観音菩薩を拝観できる(三寳寺の聖観世音菩薩は長泉寺内で拝観)。

 国内には西国観音霊場(近畿地方)、坂東三十三札所観音霊場(関東一円)、そして秩父三十四札所観音霊場(埼玉県)が存在し、これらをあわせ日本百観音と呼ぶ。三大観音霊場の始まりは、1200年頃とされ、もともと僧侶による巡礼行であったものが、庶民の間でも観音信仰が浸透した。霊場巡りが盛んになったのは江戸時代の頃からで、この三大霊場にならい、地方独自の観音霊場が始まった。准秩父観音霊場もその一つ。1番札所の眞福寺(港北区)に残る記録から、1810年にはすでに始まっていたと推測されている。

 准秩父観音霊場の札所では、秘仏である観音像を納める厨子の扉が開帳されている。期間中は回向柱が建てられ、柱は観音菩薩の指と五色の『善の綱』と結ばれている。この綱に触れることで観音菩薩との縁が深まるとされる。

 大善寺(石川和弘住職)では、前回までは五色の「さらし」で観音菩薩と回向柱をつないでいたが、今回は初めて住職の妻・美紀さんが糸と紐を縒って作った五色の組み紐でつないだ。「紐の最後をほぐして房にするのが大変だった」と語った。

 開帳時間は午前10時から午後4時。

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