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公開日:2026.06.11

「真夏日」観測 昨年超える猛暑か 青葉消防署で熱中症研修

  • 昨年超える猛暑か (写真1)

 横浜市内で5月29日に最高気温30・8度を記録し、今年初めての「真夏日」となった。6月も25度を超える「夏日」が続くことが予想され、熱中症に警戒が必要だ。青葉消防署(佐藤俊作署長)では6月2日、(株)トータルヘルスコンサルティングなどから講師を招き、署員を対象に「熱中症と暑熱順化」に関する研修を実施した=写真。

◇  ◇  ◇

 研修では、救助活動や訓練中の注意点、熱中症と低ナトリウム血症の違い、発汗によるナトリウム排出量などが解説された。暑さに体を慣らして熱中症リスクを軽減する「暑熱順化トレーニング」も紹介された。

 体質による汗の量やナトリウム濃度などの違いによっても、水分補給量や飲むべき飲料など対策が変わってくる。隊員の1人は「各自に合った対策をしっかり取り、市民の安全・安心に努めたい」と話していた。

熱中症で搬送多発水分補給・休息こまめに

 近年、記録的な猛暑が続いている。昨年、全国で5〜9月の熱中症による救急搬送者数が過去最多を記録。神奈川県で約5000人、横浜市でも1684人が搬送される深刻な状況となった。

 今年も、市内では5月中に夏日が19日観測され、2015年に次いで観測史上2番目に「暑い5月」となるなど、猛暑が見込まれている。熱中症による救急搬送も多発しており、市内の熱中症統計の日報を更新しているWEBサイト「横浜メディカルダッシュボード」によると、5月の搬送者数は49人(速報値)。昨年5月の26人と比べて2倍近い数字だ。

 熱中症予防として、青葉消防署は【1】水分をこまめにとる、【2】服装の工夫、【3】暑さを避ける、【4】日頃からの健康づくり―を呼び掛けている。また、めまいや吐き気など熱中症の症状が出た場合は涼しい環境へ避難し、脱衣と冷却、水分・塩分補給をするなど、重症化防止が重要だ。

 比較的気温が下がりやすい梅雨時期も要注意。湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体に熱がこもるため、それほど気温が高くなくても熱中症リスクが上がる。同署は「こまめな水分補給や適切な休息を心がけ、早い時期から十分ご注意を」と対策を促している。

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