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公開日:2026.04.23

西区藤棚 不登校児の居場所、休日も カフェで社会とつながり

  • カフェに集まり会話を楽しむ子どもたち

    カフェに集まり会話を楽しむ子どもたち

  • こどものカフェ代表の曽我部さん

    こどものカフェ代表の曽我部さん

 不登校の子どもの平日の居場所を西区戸部本町のカフェで提供している「こどものカフェ」が4月から、2号店となる休日のこどものカフェを始めた。毎月第3日曜日に藤棚商店街にある地域のコミュニティースペース・藤棚デパートメントを会場に開催する。

 2023年からカフェの定休日のスペースを借りて開催してきた「こどものカフェ」は予約制で、家に引きこもりがちな不登校の子どもが外に出て仲間と交流したり、親が悩みを共有し合うなど、当事者が安心して過ごすことができる居場所になっていた。

 4月からスタートした2号店は、学校に通うようになった子どもや平日は忙しい保護者も参加できるよう、日曜日の昼間に営業する。予約は不要で、誰でも利用できる。

 子どもたちが社会とつながるきっかけを作ることも目的の一つ。代表の曽我部恵子さん(56)がこれまでの活動で培ってきた人脈を生かし、同じスペースで、障害がある人が市内で育てた野菜を使ったおにぎりを販売する「おかむら笑店」の出店や、講師を招いてワークショップを開く。

「働く」を学ぶ場に

 曽我部さんが活動を始めたきっかけは、学校に通えなくなった当時小学5年生の娘の「学校は無理だけど、働くことならできるかな」の言葉。学校に行くことができない自分に自信を失い、将来を不安に感じている様子を見て、娘や子どもたちが客としてだけではなく、スタッフとしても参加できるカフェを始めた。曽我部さんは「将来のためにも『働く』ことを経験する機会を提供できたら」と話す。

 当初は場所を借りる資金がなくなったらやめるつもりだったが、「今来ている子が必要としている間は続けたい」と、24年に任意団体を設立。助成金を受けるなどして活動を継続してきた。今年度は、子どもたちの幸せを支える地域の活動を支援する東急子ども応援プログラムに採択された。

 こどものカフェの他に、同じ境遇の親が気軽に話せる場づくりや専門家を招いたセミナーなども開催している。曽我部さんは「カフェに来ている子どもが大人になり、学校に通えなかった過去も隠さずに話せる社会になれば」と思いを語る。

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