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公開日:2026.10.10
2026横浜市長選 立候補者アンケート<1> 山中市政の5年間で評価できる・できない施策は
前市長の辞職に伴う横浜市長選挙が10月4日に告示され、前職と新人合わせて7人が立候補した。投開票は18日。
立候補したのは届出順に市民団体代表の藤川祥子(さちこ)氏(51)、前市長の山中竹春氏(54)、前衆院議員の中谷一馬氏(43)、弁護士の原澤敦美氏(59)、会社経営者の福山敦士氏(37)、建築家の山本理顕(りけん)氏(81)、共産党県委員会副委員長の浅賀由香氏(46)。
タウンニュースは、市長選立候補者に最も訴えたい政策や財政、防災、地域コミュニティ、中学校給食、山下ふ頭再開発に対する考え方など、全14問のアンケートを実施した。その一部を紹介する。紹介は届出順。アンケートはタウンニュース社が運営する政治情報サイト「政治の村」で公開している。
◆質問◆山中市政の5年間を振り返り、あなたが評価できる施策と評価できない施策をそれぞれ1つ挙げ、その理由を教えてください。
【藤川祥子氏】
<評価できる施策>18歳未満の医療費無料<理由>子どもの医療費無料は、子育てに優しい市町村として基本的な施策。林市政では進まなかった政策を進めたという理由で評価できる。
<評価できない施策>市立中学校給食<理由>全員喫食は基本だが、ハマ弁の体制とほとんど変わらない。防災や地域振興の観点から、各中学校で作る自校式をできる所から進めるべき。横浜市外の業者が関わっているケースもあり、横浜市の責任の所在が問われる。
【山中竹春氏】
<評価できる施策>評価は皆様に委ねます。<理由>評価は皆様に委ねます。強いて挙げれば「子育てしたいまち」の実現に向けた一連の支援策です。18歳までの医療費ゼロ、基礎的出産費用ゼロ、待機児童ゼロの実現に加え、中学校全員給食や夏休み学童保育での昼食提供を進めた結果、子育て世代の転入超過が過去20年で最大となるなど、街の活力につながる好循環を生みました。今後もこの流れを止めず、誰もが安心して子育てできる環境をさらに充実させていきます。
<評価できない施策>評価は皆様に委ねます。<理由>評価は市民の皆様に委ねます。その上で、共働き世帯が増加し子育て支援の充実が求められる中、朝の弁当作りの負担軽減や生徒の健康・食育の観点から、長年の悲願であった中学校の全員給食を今年4月に実現したことは大きな一歩です。今後は生徒たちの声や現場の意見を積極的に取り入れ、メニューの工夫などさらなる質の向上を図り、誰もが毎日楽しみにできる温かく美味しい給食の提供へ向けて努力を続けていきます。
【中谷一馬氏】
<評価できる施策>小児医療費助成の18歳までの拡大<理由>子どもの医療費負担を軽減し、家庭の経済状況にかかわらず必要な医療を受けやすくする取組は、子育て世代の安心につながるため評価します。良い施策は引き継ぎ、さらに暮らしの安心を高めていきます。
<評価できない施策>市長を含む特別職のハラスメント防止・調査体制<理由>市長や幹部を含め、誰であっても例外なく公正に相談・調査される仕組みが十分でなければ、市役所への信頼は損なわれます。市長から独立した通報・調査の仕組みを整え、相談者や調査協力者を守る体制が必要です。
【原澤敦美氏】
<評価できる施策>子育て支援<理由>令和8年度から小学校の給食費を無償化し、保護者負担をゼロにしたことは、子育て世帯の経済的負担を直接軽減する施策として評価しています。物価高が続く中、子育て世帯に寄り添う具体的な支援を実現した点を評価します。
<評価できない施策>役所内のハラスメント問題への対応・危機管理体制<理由>第三者調査で重大なパワーハラスメントと人権軽視が認定されたにもかかわらず、組織的な再発防止や被害を受けた職員への支援が不十分で、市政運営そのものを著しく混乱させました。この対応の遅れと甘さは看過できません。
【福山敦士氏】
<評価できる施策>小児医療費助成の拡充<理由>子育て世帯の経済的負担を軽減し、子どもが安心して医療を受けられる環境を整えたことは評価しています。子育て世帯への支援は、横浜が将来にわたって選ばれる都市であるためにも重要だと考えます。
<評価できない施策>経済施策や中学校給食の現行方式<理由>全員給食を実現したこと自体は評価しますが、異物混入などの問題が相次いでいる現状は看過できません。子どもたちに安心・安全で、おいしい給食を提供することを第一に、現行方式に固執せず、学校ごとの施設条件を踏まえ、自校調理や親子方式などを組み合わせた方式への転換を検討すべきです。
【山本理顕氏】
<評価できる施策>なし<理由>市長自身がハラスメントで訴えられるという、市の責任者としてあってはならない事態が起きたからです。それだけで市民の信頼を失っており、5年間の活動はその信頼を回復する活動になっていません。何を行ったとしても評価に値しません。
<評価できない施策>――<理由>――
【浅賀由香氏】
<評価できる施策>カジノIRの撤回<理由>カジノを含むIR誘致を撤回したことです。IR誘致は市民の間で大きな議論となり、反対の声も広がっていました。山中市政が市民の意思を受け止め、これまで進められてきた誘致方針を転換したことは重要です。市政運営では、市民の声を丁寧に聞き、大きな政策判断に反映させる姿勢が必要だと考えます。
<評価できない施策>デリバリー方式の全員制の中学校給食<理由>中学校給食をデリバリー方式で固定化したことです。全員制給食の実現そのものは前進ですが、遠くの調理施設でつくり、冷却して配送する方式では、温かさや食育、残食の把握などに課題があります。子どもたちにより良い給食を届けるため、学校調理方式を基本に見直すべきです。
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