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公開日:2026.10.22

日本テニス発祥の地 150周年へ クラファン YITC、地域交流深める

  • 金子委員長(右)と理事の大石敏晴さん

    金子委員長(右)と理事の大石敏晴さん

  • 横浜市の名木古木に指定されているヒマラヤスギの傍でプレーする会員。クレーコートは6面ある

    横浜市の名木古木に指定されているヒマラヤスギの傍でプレーする会員。クレーコートは6面ある

  • YITCが運営支援する横浜山手テニス発祥記念館。ラケットの変遷など、テニスの歴史を展示公開している(入場無料)

    YITCが運営支援する横浜山手テニス発祥記念館。ラケットの変遷など、テニスの歴史を展示公開している(入場無料)

 「日本テニス発祥の地」の山手公園=中区山手町=で活動する公益社団法人横浜インターナショナルテニスコミュニティ(YITC)が、2028年7月に創立150周年を迎える。敷地環境の整備やコートの修繕に加え、地域との交流をさらに深めることを目的に、現在、クラウドファンディングに挑戦中だ。

 YITCは、日本で初めてローンテニスがプレーされた場所として知られる山手公園内にある。1878年に外国人居留地の英国人女性が設立した日本初のテニスクラブが母体。第二次世界大戦やその後の接収などで活動が滞った時期を乗り越え、同じ場所で歴史を刻んできた。

 1956年に日本人女性、翌年に日本人男性の入会が認められた。1982年に社団法人化し、今の名称に。現在、会員は約240人。

 会員はさまざまな公益活動をボランティアとして行っている。子どもや障害者向けの教室、近接する横浜山手テニス発祥記念館の運営支援、各国大使館との国際交流事業などを展開している。

歴史や景観守る

 2027年を150周年のプレ・イヤーと位置付け、記念事業を本格的に始めようと、10月に準備委員会を立ち上げた。11月7日(土)までクラウドファンディングに挑戦している。支援金は、山手公園の景観を構成している西洋風のクラブハウスや創立以来、会員の手で守り続けているクレー(土)コートの改修や整備に充てられる。ヒマラヤスギ群など公園内の自然環境の保全も行う。

 青少年育成や地域交流を深め、地域の発展に貢献する活動にも活用。子どもたちが日本のテニスの歴史を学ぶ学習や絵画コンテスト、地域の商店街との連携企画などを検討中だ。目標金額は1千万円。リターン品は、クラブハウスとテニス発祥記念館の見学ツアーやプレーの招待など。詳細は実施サイト(https://camp-fire.jp/projects/

890572/view)で確認を。

 150周年準備委員会の金子裕之委員長(59)は「YITCの歴史やクレーコート、国際交流のネットワークは地域に残せる資産。150周年を機に、中区を中心とした地元の方にもっと知ってもらいたい」と話す。

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