新型コロナ第7波に歯止めを 県政報告 「BA・5対策強化宣言」を発出 立憲民主党・民権クラブ 県議会議員 きしべ 都
第7波とも言われる、新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。県議会では8月18日に厚生常任委員会が臨時に開催され、BA・5対策強化宣言、抗原検査キットの無料配布、県感染症対策協議会などの報告を受け、審議しました。
神奈川県では、連日、1万人を超える新規感染者が発生し、2日、県は「かながわBA・5対策強化宣言」を行いました。社会的制限等は行わず、「基本的感染防止対策の徹底」「自主療養届出制度の活用」をお願いするものです。
医療機関は発熱外来が特に大変混み合っています。中等症の病床使用率が8月の上旬のピーク時には90%を超えました。現在は新たな病床も確保され、70%台となりました。「医療のひっ迫」が心配され、病床や人員といった医療資源を、重症化リスクの高い方に「重点化していく」ことが必要となっています。
高齢者の発熱やのどの痛み等の症状がある方や、新型コロナ感染者に濃厚接触した可能性がある方のうち、重症化リスクが低い方に向けて、発熱診療等医療機関などで抗原定性検査キットを無料配布しています。「抗原定性検査キット申込みフォーム」から無料配布のクーポンを申し込み、1枚のクーポンで2キット分を1人1回に限り受け取ることができます。当初は申し込みがつながらずに混乱していましたが現在は、即日受付できるようになっています。
県では「神奈川県感染症対策協議会」を開き、新型コロナの保健医療体制を段階的に日常体制に近づける考え方について協議を始めています。
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