花見台にある県立保土ケ谷公園内の「Gallry Coen」(ギャラリーコーエン)で、裂織りや陶芸等の日本文化に触れる作品展が開かれており、多くの人々が鑑賞に訪れている。
この作品展は、星川に住む専業主婦の太田道子さんが中心となり、陶芸教室などを通して知り合った、保土ケ谷近隣の仲間たち、計6人と共に実施しているもの。展示される作品の数々は、太田さんが自宅の一室を開放して行っているギャラリー「和来道(わきみち)」に置かれており、今回はより多くの地域住民にその活動を知ってもらおうと、同園で開催した。
古い着物を裂いて作られる裂織りでは、独特な質感のジャケット・ベストなど、環境にやさしいリサイクル衣料をはじめ「桜花」「夕景」「雪地蔵」などをテーマに作られた暖簾画を展示している。陶器では、「居眠り中のふくろう」「思考中のふくろう」など、ユニークな作品が置かれているほか、新鮮な生花をそのままの状態で保存・加工する、プリザーブドフラワーも公開されている。
また、展示品には、制作者のコメントが綴られたプレートが用意されるなど、一つ一つの作品に込めた想いを知ることができる。
太田さんは「1人でも多くの方に見ていただき、日本の伝統技術・文化の素晴らしさを、間近で感じる機会にしてもらえたら」と話している。
体験講座も実施
展示会は休館日となる月曜日を除き、4月29日まで、午前10時から午後7時の間行われる。また、20日にはプリザーブドフラワーのアレンジを、28日には裂き織りのコースター作りの体験講座を実施。開催日3日前まで参加者を募っている。詳細は太田さん【電話】090・5550・4373。園内「ZAIM CAFE」【電話】045・489・9555へ。
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